中堅以上の企業の変革手法
各部のエース級の人間を10程度集めて、 通算50時間程度、徹底的(どろどろになるまで)に話し合わせて その企業の方向性を打ち出させる手法を説明した本です。トップが思い出したように経営変革プロジェクトをスタートさせ、 現場は誰も動かず、結局頓挫する ということを何度も繰り返している会社に勤めている人にとっては 読む価値が充分あります。 繁殖のパターン=自社のビジネスモデルを明確にし、 シンプルな旗=目標の元に 実践していこうという主張も納得がいくものです。 ただし、著者の述べる儲けのしくみとその実例は かなりこじ付けで無理があると思いました。 例えば、 P109: アサヒビールが自社の価値観に共鳴する人だけを対象とする 「こだわり型」の企業であり、 !幸運にも「キレとコク」へのこだわりが逆転満塁ホームランとなった。 P146: ミスミはいろいろな会社のカタログを集めて、その中から必要とする ものをピックアップし、発注して受け取る。 等です。
これこそ、プロの書いた本
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著者の講演とこの本
1月某日 この本の著者である、三菱総研の水島先生の特別講演会が我が社の新年度交歓会でありました。水島先生は、我が社の業務内容、製造品目から2002年のあるべき姿=我が社の新しいビジネスモデルを構築するため 1時間以上にわたり、講演を拝聴しました。 勝ち組になるために、同業他社との差別化をはかる三つのキーワードを 伝授いただいた。それは、Function(お客様が要求する機能=価値)とは 安さ、便利さ、安心の三つである。 このキーワードから、「50時間で会社を変える」方法についての導きが ありました。水島先生の言われる「50時間で会社を変える」手段は、やはり本書のタイトルどうり、奇抜な方法です。
日本実業出版社
「技術者力」を鍛える 現場からイノベーションを起こすための人材鍛錬法
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